それから半年位過ぎたころ、メモリーの価格が以前と比べて随分下がっていることに気がついた。そこでこのPCにのマザーボード(1)を調べてみるとメモリーは512BMまで対応しているではないか。今使用しているメモリーは256BMだから、あと256BM使用することが出来る。(これをメモリーの増設という。)
ネットでメモリーの値段を調べると,1000円以下だった!早速秋葉へ行って256BMのメモリーを買ってきた。メモリーを買うときにさらに500円払うと相性保証(2)が受けられたが,そもそも1000円弱のメモリーなのでそれを断った。
そしていざ増設してみると,見事に認識してくれてメモリー512BMと出ているではないか!使ってみるとやはり速い。全く違和感がないくらいだった。年が明けて Xubuntu8.10 がリリースされて2ヶ月近くなるので、8.04 から 8.10 にアップグレードした。
この頃から Ubuntu が気になり出した。Ubuntu のインストールに必要なメモリーの容量は少なくとも256MBということだった。(参照:1, 2)PCのメモリーが512BMあるなら Ubuntu をDesktop版を使ってインストール出来る。そこで Xubuntu9.04 がリリースされて少し経ってから Xubuntu をアップグレードせずに Ubuntu9.04 をインストールし直した。
使ってみると、Xubuntu8.10 に比べて Ubuntu9.04 はさすがに重かった。(反応が鈍いということ。)しかし、困るほどではなかった。そういうわけでこのまま Ubuntu を使っていくことにした。
(参照)
1. Ubuntu 8.10 Relaease Notes
2. Ubuntu 9.04 Relaease Notes
ここでPCについてのお話
1. マザーボードについて
以前コンピューターはほとんどがノイマン型コンピューターと呼ばれるもので,
入力装置、演算装置、制御装置、記憶装置、出力装置
の5つの部分で構成されていると書いた。
現在のPCで
入力装置にあたるのがマウス、キーボード
出力装置にあたるのがモニター
記憶装置はメモリー
マザーボード(例) |
である。
そして、マウス,キーボード,モニターが一つの製品として売られているように、メモリーやCPUもそれぞれ規格化されて部品として生産されている。しかし、実際のPCではさらにこれらのマウス、
2. メモリーの相性問題 と相性保証
メモリーは様々なメーカーから販売されている。その中であるメーカーのメモリーをあるマザーボードに接続すると(差し込むと)、規格があってて不良品でもないのにそのメーカーのメモリーが機能しないことがある。これをメモリーの相性問題と言っている。かつてはよくある話だった。
この相性問題はメモリーを買う側からすればリスクになる。そこで販売店はそのような場合に備えてある一定の金額を払うと相性問題が発生した時に差額を払うだけで別のメーカーのメモリーと交換できる制度を作った。これが相性保証である。相性保証は保険のように機能している。
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