1号機の性能(スペック)は以下の通り
CPU | 500MHz |
memory | 256MB |
HDD | 20GB |
当時(2008年夏) Xubuntu の最新バージョンはこの8.04だったが、上記の性能のPCならインストールに問題はないはずだ。
Xubuntu をCDからインストールするにはDesktop版とAlternate版があった。どちらの版を使ってもインストール自体はやることは同じ。
ただ、Desktop版を使ってインストールするには最低256MBの容量のメモリが必要だったが、キーボードの他にマウスが使えてPCを操作する感覚(グラフィックモード)でインストールできる。これに対し,Alternate版を使ってインストールするには192MBの容量のメモリで済んだが、キーボードしか使えない(テキストモード)。しかし、キーボードの操作の仕方は画面のしたの方に出てくるので初心者でも心配ない。
このPCに Xubuntu8.04 をDesktop版インストールCDからインストールすることにした。
ところがちょっとつまずいた。
この1号機のメモリー容量なら Desktop版でインストール出来るずだったが、なぜかうまくいかなかった。CDドライブにDesktop版のインストールCDを入れて電源を切って入れ直したら、 Xubuntu という文字が一瞬出て消えた後,黒い画面のまま変化がない。
何回やり直しても状況は変わらず。 インストールCDを作り直して挑戦しても黒い画面から先に進まない。
そこでAlternate版を使ったらうまくインストール出来た。
使ってみると,ちょっと遅いかもしれないが,ストレスにはならなかった。それよりもメインで使っていたPCの調子がよくなかったので,1号機を使い続けられるメリットの方がずっと大きかった。
インストールでつまずいた原因はメモリーの容量が少ない上にCPUの周波数も低いことのようだった。 その後の経験からそう判断した。これについてもまたいつか書こうと思う。
Xubuntu インストールについての情報
Xubuntu のAlternate版によるインストールは Ubuntu Japanese Team のホームページのUbuntu Japanese Team Wiki 内にある”Alternate CDでインストールするには”に詳しく出ている。そこではPCに Xubuntu をインストールして,他のOSが無い状態にする場合について説明している。この説明にしたがってインストールすれば初めての人でもつまずくところはないと思う。
しかし、今まで Windows を使っていて,初めて Xubuntu をインストールしようかという人は Windows も使えるようにしておきたいだろう。 つまり、Xubuntu と Windows の両方が使える状態にしておきたいだろう。この場合については英語のホームページ Ubuntu Community Help Wikiの中の WindowsDualBoot に出ている。
残念ながら日本語で上記の両方の場合について書いてあるのホームページは見つけられなかった。そこでいつか僕なりにまとめてこのブログに書いておきたいと思う。ただ、Xubuntu8.04 は既にサポート期間が終了しているので、最新版(2012年8月現在では12.04)を使って説明する予定です。
ここでちょっとOSとPCのお話
デュアルブート、マルチブート、シングルブート
1台のPCに2つ以上のOSがインストールされていて、PCを起動するときにそれらのOSの中からひとつのOSを選択して使えるシステムをマルチブートという。マルチブートのうち、インストールされているOSがちょうど2つのとき、このシステムをデュアルブートという。ちなみに1台のPCにちょうど1つのOSがインストールされているシステムをシングルブートとも言う。
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