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2012/09/24

Ubuntu と WIndows系 32ビットPCと64ビットPCについて

32ビットパソコンと64ビットパソコン

最近よく”64ビットパソコン”という言葉を見かけたり聞くようになった。Ubuntu や Xubuntu にも32ビット版、64ビット版がある。この64ビットパソコンとはどんなパソコンなんだろうか。

64ビットパソコンとは


64ビットパソコンとはデータバスおよびアドレスバスが64ビットであるCPUを搭載したパソコンの事だ。データバスとは回路の一部で、データを送るために使われる回線だ。アドレスバスとはデータの保存してある場所を知らせるために使われる回線だ。 そして、同様に32ビットパソコンとはCPUのデータバス,アドレスバスが32ビットであるパソコンの事だ。

では、64ビットCPUや、32ビットCPUにはどのような製品があるか。それらの例を以下に例をあげてみる。(参考:CPUの性能説明

 64ビットCPUの例
  Core i7、Core i5、Core i3、Core 2 Quad、Core 2 Duo、Pentium D、
  Pentium Dual-Core、Celeron Dual-Core、(新型) Celeron、Atom
  Phenom II、Phenom、Athlon II、Athlon X2、Athlon 64 (X2/FX 含む)、
  Turion (64/X2 含む)

 32ビットCPUの例
  Core Duo/Solo、Pentium III、Pentium II、Celeron M、Pentium M、(旧型) Celeron、
  それ以前の旧型CPU
  Athlon、Athlon XP、Duron

 32ビットCPUと64ビットCPU対応の両方がある例
  Pentium4 (500番以降の後期型が対応)、Celeron D(300番以降の後期型が対応)
  Sempron(初期型は非対応)


64ビットパソコン、32ビットパソコン、64ビット版OS、32ビット版OSについて

64ビットパソコンが出てくる前は32ビットパソコンが主流だった。今はその両方が存在していて,64ビットパソコンに対応しているOSを64ビット版、32ビットパソコンに対応しているOSを32ビット版といっている。32ビット版と64ビット版のOSがあるのはLinux系では Ubuntu, Xubuntu, Lubuntu, Kubuntu などがあり、Windows系では Windows XP, Windows Vista, Windows 7 などがある。
そして
 32ビットパソコンには32ビット版OSをインストールしなければならないが,
 64ビットパソコンには64ビット版OSか、または32ビット版OSををインストール出来る
 
使っているOSが32ビット版か64ビット版かを調べる方法:
 Windows XP, VIsta, 7 の場合 現在使っている Windows は32ビットか64ビットか
 Ubuntu系の場合       32ビットと64ビットを調べる方法

  $ uname -m 
 
 でi686,i586,i386 などが出れば32ビット、x86-64,EM64Tが出れば64ビット

 使っているPCが32ビット版か64ビット版かを調べる方法:
 Ubuntu系の場合       Linuxでの32ビットと64ビットマシンの見分け方

  $ cat /proc/cpuinfo 
 
 でflagの値に im があれば64ビットCPU

2012/09/02

Ubuntu, Xubuntu, Lubuntu 推奨システム要件

Ubuntu12.04, Xubuntu12.04, Lubuntu12.04  を使用するために推奨される最小システム要件についてまとめておきます。インストールするために推奨システム要件についてはインストール手順説明するところに書いておきます。

推奨システム要件


 これはフルインストールされたシステムをほとんど手を休めずに操作出来るのに必要な条件
 です。参考までにカッコ内に使用可能な最小システム要件(フルインストールされたシステムを
 何とか使える条件)を書いておきました。

動作環境 32ビットCPU、GUI 使用
     Ubuntu12.04 ではCPUがPAE*対応であること。
     CPUがPAE非対応の場合は Xubuntu12.04 または Lubuntu12.04
     (参照:1)

Ubuntu12.04(Desktop Edition) (参照:2)
 CPU   1GHz
 メモリー  512MB (384MB:可能ではあるが遅い (参照:1))
 HD    5GB

 - Ubuntu12.04 では400MB以上のメモリーを消費している。
 - Ubuntu9.04 はCPU 500MHz, メモリー 512MB でも重かった。(参照:3)

Xubuntu12.04 (参照:4)
 CPU   1GHz
 メモリー  512MB (256MB:可能ではあるが512MBを強く推奨)
 HD    5GB

 - Xubuntu12.04 では300MB以上のメモリーを消費している。
 - Xubuntu9.04 はCPU 500MHz, メモリー 256MB では非常に遅い。(参照:5)
 - Xubuntu10.10 はCPU 800MHz, メモリー 256MB では非常に遅かった。

Lubuntu12.04 (参照:6,7)
 CPU   500MHz  (Pentium II(233MHz))
 メモリー  256MB (128MB:可能ではあるが遅い)
 HD    4.3GB

 - Lubuntu12.04 では230MB程度のメモリーを消費している。
 - Lubuntu12.04 ではCPU 800MHz, メモリー 256MB のPCで軽快に動いている。

動作環境 32ビットCPU、CLI 使用
     CPUがPAE対応

Ubuntu12.04(Server Edition) (参照:2)
 CPU   300MHz
 メモリー  128MB
 HD    1GB


PAE(物理アドレス拡張:Physical Address Extension)とは32ビットCPUで使えるアドレス(空間)をさらに広げる機能である。32ビットCPUが扱えるメモリーの容量は理論的には4GBまでであるが、これを技術的に64GBまで扱えるようにする機能のことだ。この機能を持ったCPUは Intel Pentium Pro からそれ以降または AMD Athlo からそれ以降のCPUである。

物理アドレスとはOSがメモリー内の一つ一つの記憶場所に与える識別子(つまり住所のようなもの)である。


参照
 1. Release Notes 
 2. Meeting Minimum Hardware Requirements
 3. Ubuntu その8 UbuntuにLXDEを導入
 4. Get Xubuntu
 5. too slow
 6. Release Notes
 7. Get Lubuntu

2012/08/24

Ubuntu その8 Ubuntu に LXDE を導入

1号機に Ubuntu9.04 をインストールしてそれなりに使用していた。しかし、 Xubuntu と比べると反応が遅い。

そんな時に Ubuntu で使用しているデスクトップ環境の GNONE を LXDE にかえると反応が速くなる(軽くなる)らしいことを知った。

早速 Ubuntu9.04 に LXDE を導入してみた。導入の仕方は Ubuntu Japanese Team Wiki 内の ”Lubuntuデスクトップ環境(LXDE)導入の手順” に画像入りで詳しく出ている。


使ってみると,その差は歴然としていた。特に画面の切り替わりが目に見えて速くなった。メモリーの使用量はUbuntu9.04 では400BMを越えていたが, Lubuntu化した後は230BM前後だった。 これではメモリー容量が512BMなら差が出るのは無理もない。

ここでPCのお話


1. デスクトップ環境についての説明

前もっての説明なしに専門用語がでてきた。デスクトップ環境とは簡単に言うと,PCを使う時にOSだと思って使っているソフトウェア。つまり、PCが使える状態になった時に最初にモニターに表れ、マウスやキーボートなどで視覚的にPCを操作するためのソフトウェアのこと。
デスクトップ環境はOSの一部として機能しており、Windows系やMacOSX のような商用OSではデスクトップ環境とOSが深く結びついている。これに対してLinux系ではデスクトップ環境を換えることが出来る。(参考:1)Linux系のデスクトップ環境には Gnome, KDE, Xfce, LXDE などがある。

Windows XP ではデスクトップ環境として以下のような画面が出てくることが多い。


なお、Windows XP ではデスクトップ環境を Windows2000風に換えることも出来る
Ubuntu9.04 では






という感じで、デスクトップ環境に Gnome が使われている。

Xubuntu11.10 では







という感じで、デスクトップ環境に Xfce が使われている。


Lubuntu12.04 では



という感じで、デスクトップ環境 LXDE が使われている。


2. デスクトップ環境と Ubuntu, Xubuntu, Lubuntu

Linux系OSである Ubuntu, Xubuntu, Lubuntu の関係は
 Ubuntu はデスクトップ環境に Gmone を使用しており
 Ubuntu のデスクトップ環境を Xfce に換えたものが Xubuntu
 Ubuntu のデスクトップ環境を LXDE に換えたものが Lubuntu
となっている。また、
 Ubuntu のデスクトップ環境を KDE に換えた Kubuntu
というOSもある。(参考:2)

当時 LXDE は Ubuntu, Xubuntu で利用できるデスクトップ環境に過ぎなかった。LXDE を標準のデスクトップとしたインストール可能なOS、Lubuntu が発表されたのはバージョン10.04からである。その後バージョン11.10より正式な Ubuntu の派生OS(ディストゥリビュージョン)として認可された。(参考:3)

(参考:1) http://ja.wikipedia.org/wiki/デスクトップ環境
(参考:2) http://ja.wikipedia.org/wiki/Ubuntu
(参考:3) http://ja.wikipedia.org/wiki/Lubuntu

2012/08/18

Ubuntu その6 Xubuntuの導入 1号機へインストール

Ubuntu その3 で書いたとおり、1号機にXubuntuをインストールすることにした。

1号機の性能(スペック)は以下の通り
    CPU  500MHz
    memory 256MB
    HDD     20GB

当時(2008年夏) Xubuntu の最新バージョンはこの8.04だったが、上記の性能のPCならインストールに問題はないはずだ

Xubuntu をCDからインストールするにはDesktop版とAlternate版があった。どちらの版を使ってもインストール自体はやることは同じ。
ただ、Desktop版を使ってインストールするには最低256MBの容量のメモリが必要だったが、キーボードの他にマウスが使えてPCを操作する感覚(グラフィックモード)でインストールできる。これに対し,Alternate版を使ってインストールするには192MBの容量のメモリで済んだが、キーボードしか使えない(テキストモード)。しかし、キーボードの操作の仕方は画面のしたの方に出てくるので初心者でも心配ない。


このPCに Xubuntu8.04 をDesktop版インストールCDからインストールすることにした。

ところがちょっとつまずいた。
この1号機のメモリー容量なら Desktop版でインストール出来るずだったが、なぜかうまくいかなかった。CDドライブにDesktop版のインストールCDを入れて電源を切って入れ直したら、 Xubuntu という文字が一瞬出て消えた後,黒い画面のまま変化がない。
何回やり直しても状況は変わらず。 インストールCDを作り直して挑戦しても黒い画面から先に進まない。
そこでAlternate版を使ったらうまくインストール出来た

使ってみると,ちょっと遅いかもしれないが,ストレスにはならなかった。それよりもメインで使っていたPCの調子がよくなかったので,1号機を使い続けられるメリットの方がずっと大きかった。
インストールでつまずいた原因はメモリーの容量が少ない上にCPUの周波数も低いことのようだった。 その後の経験からそう判断した。これについてもまたいつか書こうと思う。

Xubuntu インストールについての情報


Xubuntu のAlternate版によるインストールは Ubuntu Japanese Team のホームページのUbuntu Japanese Team Wiki 内にある”Alternate CDでインストールするには”に詳しく出ている。そこではPCに Xubuntu をインストールして,他のOSが無い状態にする場合について説明している。この説明にしたがってインストールすれば初めての人でもつまずくところはないと思う。

しかし、今まで Windows を使っていて,初めて Xubuntu をインストールしようかという人は Windows も使えるようにしておきたいだろう。 つまり、Xubuntu と Windows の両方が使える状態にしておきたいだろう。この場合については英語のホームページ Ubuntu Community Help Wikiの中の WindowsDualBoot に出ている。


 残念ながら日本語で上記の両方の場合について書いてあるのホームページは見つけられなかった。そこでいつか僕なりにまとめてこのブログに書いておきたいと思う。ただ、Xubuntu8.04 は既にサポート期間が終了しているので、最新版(2012年8月現在では12.04)を使って説明する予定です。

ここでちょっとOSとPCのお話


デュアルブート、マルチブート、シングルブート

1台のPCに2つ以上のOSがインストールされていて、PCを起動するときにそれらのOSの中からひとつのOSを選択して使えるシステムをマルチブートという。マルチブートのうち、インストールされているOSがちょうど2つのとき、このシステムをデュアルブートという。ちなみに1台のPCにちょうど1つのOSがインストールされているシステムをシングルブートとも言う。

2012/08/03

Ubuntu その2 Xubuntuの導入 それは経済的な理由から

僕が Windows 以外のOSを使うようになったのは8年くらい前のことだった。当時僕はデスクトップPCを1台持っていて,OSは Windows 2000 を使っていた。このPCを1号機を呼ぼう。

その後必要に迫られてノートブックPCを買った。このPCのOSは Windows XP だった。そして買ってまもなくするとこちらをメインで使うようになっていた。

Windows XP を使うようになってしばらくしたころ,友人から Vine Linux という日本語の環境が整っているOSがあると聞いた。そこで1号機に Vine Linuxも使えるように導入してみた。結構使いやすかったし、 Windows 2000をあまり使わなくなってきていたので、しばらくそのまま併用して使っていた。

しかし、2008年頃からメインで使っていたノートブックPCの調子が悪くなり,1号機を使う機会が増えていった。このころUbuntu というOSがにわかに脚光を浴びてきていた。 僕は Ubuntu から派生したOS、 Xubuntu に興味を持った。

ここでちょっとPCのお話


Windows について

Windows にはいくつか種類があって Windows2000 や WindowsXP もそのひとつ。そしてWindowsXP は Windows2000 の後継で、その後 Windows Vista, Windows 7と続いていく。この秋には Windows 7 の後継としてこの秋には Windows 8がでる予定。ちなみに Windows 2000 は Windows NT の後継。まとめると
  Windows NT → Windows 2000 → Windows XP → Windows Vista →
  Windows 7 → Windows 8
となる。これらをまとめてWindows系と呼ぼう。

Ubuntu や Vine Linux について

Ubuntu や Xubuntu, Vine Linux は商業用として開発されたOSではないので無償で利用できる。この他にも CentOS, Knoppix, Fedora などのOSが無償で利用できる。これらのOSは Linux(正確には Linux distribution)と呼ばれており,他にもまだたくさんある。Linuxには無償で使用出来るOSが多い。これに対して有料である LinuxのOSもある。Red Hat, Suse などがその代表格である。

つづく