2016/06/25

LinuxBean 14.04 Bodhi Linux から LinuxBean へ

LinuxBean とそのシステム要件

Bodhi Linux をインストールしていたPCのメモリーを256MBから512BMに増設した。これでこのPCのスペックは以下の通り。
CPU:AMD64 (2.2 GHz)
メモリ:512MB 
HDD:20GB
これなら LinuxBean 12.04 をインストール出来る。LinuxBean は Ubuntu 12.04/14.04 LTS の minimal install版をベースにした軽量ディストゥリビュージョン(軽量Linux) だ。(参照:1,2)
LinuxBean 12.04 のシステム要件
CPU:i386 800MHz 以上
メモリ:256MB 以上
ディスクの空き:8GB 以上
LinuxBean 12.04 のLiveCD が手元にあったので早速インストールする。インストール後はアップデートをしておく。ここでデータ用の外付けHDD (1TB) を組み込む。再起動後、このHDDは sdb1 として /media に mount (マウント)される。
ここで LinuxBean 14.04 へのアップグレードの通知があった。
LinuxBean 14.04 のシステム要件
CPU:i686 Pentium M, Celeron M 以降、及びそれらと互換性のあるCPU
メモリ:384MB 以上
ディスクの空き:10GB 以上
システム要件は満たしているので 14.04 にアップグレードする。


Bodhi linux VS LinuxBean
  • 共通点
    1. Ubuntu 12.04/14.04がベース
  • Bodhi Linux の長所
    1. 少ないメモリ(256MB)で動作
      1. LinuxBean12.04 は256MBでも最小システム要件は満たしているが、上記の環境ではグラフィックに問題があり正常には動作しなかった。一方 Bodhi linux はもたつき無く動作した。(参照:3)
  • LinuxBean の長所
    1. 無線LAN子機の認識
      1. LinuxBean12.04 では無線LAN子機 (WLI-U2-KG54L,ISY IWL 2000)を自動認識してくれた。一方 Bodhi linux ではそれぞれファイルの編集(参照:4)やドライバのインストールが必要だった。(参照:5)
    2. GUIが使いやすい。
      1. LinuxBean12.04/14.04 はデスクトップ環境にLXDEを採用しているので、Ubuntu系やwindows系を使っている人にはなじみやすい。一方 Bodhi linux ではEnlightenmentを採用しており、使いこなすには慣れが必要だ。(参照:3) 

Mount (マウント) とはあるパーティションまたはデバイスとあるディレクトリを関連づける作業のことである。このマウントによって関連付けられたディレクトリMountpoint (マウントポイント)という。マウントによって、ユーザーはハードディスク、フロッピーディスク、CD-ROM、USBメモリなどの記憶媒体に保存してあるデータを利用できるようになる。(参照:6)

参照

1. 舞台袖
2. LinuxBean
3. Bodhi Linux  古いPCの再生1
4. Bodhi Linux  Buffalo WLI-U2-KG54L で無線LANに接続
5. Bodhi Linux  ISY IWL 2000 で無線LANに接続
6. Linux LPIC - mount / unmount of File System
 

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