Gparted でパーテーションサイズを変更できない
この間手に入れた Amilo M 1425 に Xubuntu 12.10 をインストールして、デュアルブートしようとした。
いつものように Xubuntu の Alternative を使ってインストールしようとしたら、パーテーションサイズの変更でつまってしまった。デュアルブートにする選択肢が現れないのだ。しかたがなく手動でパーテーションを切ろうとしたら、なんと10MBまでしか空き容量を確保できない。しかし、Windows XPがインストールされているパーテーションには40GB以上の空き容量があるはずだ。
そこで Xubuntu 12.10 の Live-CD を使って最初に GParted でパーテーションさイズを変更しようとしたが、これでも出来なかった。やはり Alternative を使ったときと同様に10MBまでしか空き容量を確保できない。
Windows からパーテーションサイズを変更する
GParted でパーテーションサイズを変更出来ないなら、それに変わるソフトウェアを探さなくてはならない。Windows XP では”ディスクの管理”からパーテーションのサイズを変更出来る。しかし、Windows XP 自身がインストールされているパーテーションサイズの変更は出来ないのだ。
5、6年前、まだ Windows XP をメインで使っていた頃、パーテーションサイズを変更するソフトウェアを探した時にはそのほとんどが有料でフリーウェアではいいものが見あたらなかった。
しかし、今はフリーで使用できるいいソフトウェア "EASEUS Partition Master" があった。これは有料のソフトウェアだが、個人での使用に限り無料で配布されている。ただし、無料版ではサポートを利用出来ない。このソフトウェアを使ってパーテーションサイズを変更することにした。
EaseUS Partition Master について
EaseUS Partition Master とは様々なパーテーションを操作したり、ディスク管理をするソフトウェアだ。即ち、パーテーションの拡張(特にOSがインストールされているパーテーションの拡張)したり、ディスクの管理をしやすくしたり、ディスク容量不足の問題を解決できる。詳しくは EaseUS Partition Master Freeに関する簡単なご紹介 に書かれている。
入手(ダウンロード)
Partition Manager Free 11.9 より Partition Master Free をクリックする。
インストール
ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックする。後は画面の指示にしたがっていく。(大抵は”はい”をクリックでいい)
使い方
パーテーションサイズの変更
1. EaseUS Partition Master を起動する。
2. 起動後、以下の3つの選択肢が現われたら、Partition Manager を選択する。
- Partition Manager
- Disk & Partition Copy Wizard
- Partition Recovery Wizard
3. ディスクの構成が出てくる。ここからはマウスを使って直感的に操作できる。詳しくは
- EaseUS Partition Master Freeに関する簡単なご紹介
- Resize/Move partition (en)
に書かれている。また、YouTube
では使い方を見ることが出来る。
”適用”をクリックすると、ファイルシステムが
- NTFS の場合はすぐに変更が始まる。
- FAT32 の場合は再起動する必要がある。