- CPUの交換
- メモリーの増設
- HDDをSSDに交換
といったところだろう。
CPUの交換
PCはCPUでデータを処理している。だからCPUの性能が上がればそれだけデータ処理が速くなるので、それだけPCが高速に作動する。
CPUを取り替えるときには、以下の2点に注意する。
- 取り替えたいCPUがマザーボードのCPUソケットの形状一致するか
- 取り替えたいCPUをマザーボードがサポートしているか
上記の2点については、マザーボードの製品名から簡単に知ることが出来る。製品名で検索すればすぐに見つかる。
ソケットの形状が違うと物理的に接続できない。この方の一致は必須だ。ソケットの形状はマザーボードの種類から調べるのが簡単だ。また、ソケットの形状が一致してもマザーボードがそのCPUをサポートしていないと動かない。しかし、サポートしていなくてもマザーボードのBIOSのアップデートでサポートされることがある。ただし、BIOSのアップデートに失敗するとPCが起動できなくなるので、アップデートするなら慎重するべきだろう。
メモリーの増設
CPUはメモリーに保存されているデータを順に処理していくので、メモリーが多いほどデータの移動が少なくなり、PCがより高速に作動する。
メモリーを増設するときには、以下の2点に注意する。
- マザーボードがそのメモリーをサポートしているか
- 増設したいメモリの容量がマザーボードのサポート範囲内か
上記の2点についてもCPUと同様、マザーボードの製品名から簡単に知ることが出来る。製品名で検索すればすぐに見つかる。
メモリーはその種類によってソケットの形状が異なるので、マザーボードがサポートしているメモリーは1種類あるいは2種類に限られる。また、メモリーの種類が一致してもマザーボードのサポートする範囲を越えてしまうと使うことが出来ない。(この場合にはPCが起動しない。)
HDDをSSDに交換
メモリー上のデータはPCの電源をきると消えてしまうので、データの保存には主にHDDが使われている。つまり、必要データはHDDなどからにメモリー上にコピーしてきて使い、使い終わったらまたHDDなどに戻しておくようになってきる。
このHDDの中では円盤状の磁気記憶媒体(ディスク)が高速で回転しており、必要に応じて読み出される。これに対して、SSDはUSBメモリーのように電気的に保存され、読み出される。だからだからデータのやりとりはHDDよりSSDの方がずっと速い。
HDDをSSDに交換する時には、マザーボードにSSDを接続するソケットがあるかどうかを確認する必要がある。しかし、
- 最近のマザーボードにはほとんどそのソケットがある
- ソケットが無くても変換プラグが存在する
ので、あまり心配しなくていいだろう。
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