2012/08/31

Ubuntu 1号機のCPUを500MHzから1GHzに交換  

1号機の電源が故障したときに修理すべきかどうか迷った。

それは使用しているマザーボード(K7S5A)に対応している電源の規格(Ver. 2.0 )が古いために、秋葉あたりでも扱っている店がほとんどなく,あっても高価だったからだ。その高価な電源を買うお金で僕の古いPCよりはるかに性能のいいPCが中古で買えてしまうほどだった。しかもWindowsXP付きだ。

そこでネットで検索して、やっとあるネットショップで見つけた。しかし、送料込みで3500円程度。これは微妙な金額で、買って修理をするか,それとも修理せずに廃棄するかの境目だ。結局マザーボードがまた使えそうだったので、今後のために修理の経験を積む意味でその電源ユニットを買って1号機を修理することにした。

そのネットショップで中古ではあるが,使用しているマザーボードがサポートしているCPU(AMD Athlon)も取り扱っていた。しかもそのCPUのシリーズで1GHzのものが1000円程度で,冷却ファンも同時購入で2000円弱で売っていた。(当時しようしていたCPUは500MHz)

PCも正常に動くようになったし,CPUを1GHzにすれば利用できるOSの選択肢が広がるだろう。そう考えたら欲しくなって買ってしまった。

早速使っていた500MHzのCPUを新しく買った1GHzCPUに交換した。これで
1号機のシステム要件は
    CPU  1GHz
    memory 512MB
    HDD     20GB
となった。

使った感想はやはり速い。特に電源を入れてからログイン画面が出るまでとソフトの立ち上がりにに大きな違いがあった。

ところでUbuntu8.04 以降で推奨システム要件
    CPU  1GHz
    memory 512MB
    HDD     5GB
だから Ubuntu のデスクトップ環境を LXDE から Gnome に戻してもストレスなく使えるはずだ。
(参考: Ubuntu 8.04, 10.04, 11.04, 11.10, 12.04

案の定 Ubuntu9.04 を Gnome をいい感じで使えたので 9.10, 10.04 と Gnome を使いつづけた。

2012/08/30

Ubuntu+LXDE USBメモリー認識せず。その後そのPCが起動しなくなる。 原因は電源故障

今回は電源故障についての備忘録です。

要約


 - 古いPCに Ubuntu9.04 インストールしてあるデスクトップPCにLXDEをインストール入した
   らUSBメモリーを認識しなくなった。(と思った。)

 - このことをUbuntu の日本語フォーラムに投稿すると、参加者よりハードウェアの故障では
   ないかとのアドバイスをいただいた。

 - アドバイスをいただいた直後、今度はスイッチを押してもPCが起動しなくなった。一度電源
   ケーブルをコンセントから抜き、少し待ってから再びコンセントに差し込んでからスイッチを
   入れないと起動しない。

 - この段階でハードウェアの故障を確信。考えられるのはスイッチ、マザーボード、電源あたり
   か。

 - ネット上に電源の故障した時にうちの古いPCと似たような症状が起きるという報告があっ
   た。

 - 電源を交換すると元通りに稼働するようになった。これで修理完了。

 - 電源を開けて調べてみると、コンデンサが劣化、または破裂していた。原因はこれだった。


詳細


Ubuntu9.04 がインストールしてあるデスクトップPCにLXDEをインストールした。当時はLXDEとネットワークマネージャーの相性がよくなかったらしく手動で設定した。これでネットワーク環境も整い,本格的に使おうとUSBメモリーからファイルをコピーしようとしたらUSBメモリー認識をしてくれない。

そこで、以下のことを試みた。
 - 差し込むUSBポートをかえてみる。
 - 別のUSBメモリーを差し込んでみる。
 - 様々なファイルシステム(FAT32、NTFS、ex2など)のUSBメモリーを差し込んでみる。
などと試してみたが,やはり認識しない。

症状は
- USBメモリーのLEDランプは点灯しないことが多いが,点灯することもある。
 - デスクトップ上にはアイコンが現れない。
   しかし、場所>コンピューター とクリックすると、USBメモ リーは見える。
 - ここで、USBメモリーのアイコンを左クリックすると ”場所をマウン トできません” という
   メッセージが現れる。
 - 右クリックから”ボリュームのマウント”をクリックしても同様に ”場所をマウン トできません” 
   というメッセージが現れる。

色々自分で調べたり試したりしたがやはり認識してくれない。かれこれ足かけ2ヶ月近く経ってしまったが,自力で解決出来なかった。

そこでこのことを Ubuntu の日本語フォーラムへ投稿した。

この時にも試行錯誤していたら新たに気がついたことがあった。それは
 - 起動してからログイン画面が出るまではUSBメモリーのLEDランプが点灯しているが,その後
  消えてしまう。
 - しかし、シャットダウン後しばらくしてから起動させたときにはUSBメモリーは一時的に認識され,
  その中に保存しているデータも読める。
 - この状態で他のデバイスをUSBポートに差し込むと、USBメモリのアイコンが消えてしまい、
  USBメモリーを認識されなくなる。
 - また、他のデバイスをUSBポートに差し込まなくても時間が経つとUSBメモリーを認識されなく
  なる。
ということだった。

このことを報告したらフォーラムに参加している方からUSBメモリーのLEDランプが点灯している時としていない時の dmesg の出力の違いについて尋ねられた。これに対し,両方 dmesg の出力の差分ファイルを生成して投稿した。

その差分ファイルの中には
 > [56926.635737] sd 5:0:0:0: [sdb] Result: hostbyte=DID_ERROR   
  driverbyte=DRIVER_OK,SUGGEST_OK
> [56926.635753] end_request: I/O error, dev sdb, sector 0
という2行があり、これと同じような出力が何回か繰り返されていた。

これについて
 ”USBメモリーが認識された直後に I/Oエラーが記録されているのでハードウェアに不具合の
   疑いがある。”
とのご指摘をいただいた。

この直後から今度はPCの電源のスイッチを押してもPCが反応しなくなってしまった。しかし、電源のケーブルをコンセントから抜き,1,2分放置してから再びケーブルをコンセントに差すと、電源のスイッチが入り、今までのように起動した。

これでマザーボードの不具合か,電源の故障にほぼ間違いない。 そこで”マザーボード 不具合”または”電源 故障”をキーワードにgoogleで検索した。

検索してみると,あるブログ下記の記事に似たような症状が報告されているのが見つかった。
 電源が入らない。寒い日編
 ブログを拝見していましたので…。
上の記事は寒い日には電源が入りにくいという内容。下の記事は突然電源が入らなくなったという内容。

ならば、
 ”まず電源を温めればからスイッチが入るのではないか。”
そう考えて、電源を温めてからスイッチを入れた。そうしたらPCはいつも通りに起動するではないか!

これで電源の故障にほぼ間違いない。そこで古いPCに合う電源を見つけて購入した。早速電源を交換してみると、PCは正常に稼働するようになった。 これならマザーボードは大丈夫だろう。

故障した電源を開けてみると、いくつかの電解コンデンサーが膨らんだり破裂していた。 原因の一つは電解コンデンサーの劣化による出力低下ということだった。


総括


Ubuntu 9.04 への LXDE の導入と電源の故障が重なったので,不具合の原因はLXDEの導入と関係があると早合点してしまった。

周辺デバイスの不具合の時には dmesg コマンドが役に立つ。 dmesg はカーネルのメッセージバッファーの内容を表示するコマンドだ。(参照:http://ja.wikipedia.org/wiki/Dmesg)このコマンドで表示された内容から”error”または”err”を手がかりに問題の特定,またはsoftwareの不具合かhardwareの不具合かの切り分けに役に立つ。

電源のスイッチを押したときに、PCが稼働したり,全く反応しないなどと動作が不安定な場合には
 電源の故障
 プラグ類の接触不良
の可能性が大きい。

PCで使われている電解コンデンサーには寿命があり、その寿命は温度が大きく影響している。
電解コンデンサーが劣化すると静電容量が低下し,PCの場合
 - 動作が不安定になる
 - 電力供給不足で稼働しない
 - 起動しても反応が遅くなる
などの症状が出てくる。

今回のことで電解コンデンサーについて少し調べてみた。そのことについてはまた回を改めて書いてみたいと思う。

2012/08/24

Ubuntu その8 Ubuntu に LXDE を導入

1号機に Ubuntu9.04 をインストールしてそれなりに使用していた。しかし、 Xubuntu と比べると反応が遅い。

そんな時に Ubuntu で使用しているデスクトップ環境の GNONE を LXDE にかえると反応が速くなる(軽くなる)らしいことを知った。

早速 Ubuntu9.04 に LXDE を導入してみた。導入の仕方は Ubuntu Japanese Team Wiki 内の ”Lubuntuデスクトップ環境(LXDE)導入の手順” に画像入りで詳しく出ている。


使ってみると,その差は歴然としていた。特に画面の切り替わりが目に見えて速くなった。メモリーの使用量はUbuntu9.04 では400BMを越えていたが, Lubuntu化した後は230BM前後だった。 これではメモリー容量が512BMなら差が出るのは無理もない。

ここでPCのお話


1. デスクトップ環境についての説明

前もっての説明なしに専門用語がでてきた。デスクトップ環境とは簡単に言うと,PCを使う時にOSだと思って使っているソフトウェア。つまり、PCが使える状態になった時に最初にモニターに表れ、マウスやキーボートなどで視覚的にPCを操作するためのソフトウェアのこと。
デスクトップ環境はOSの一部として機能しており、Windows系やMacOSX のような商用OSではデスクトップ環境とOSが深く結びついている。これに対してLinux系ではデスクトップ環境を換えることが出来る。(参考:1)Linux系のデスクトップ環境には Gnome, KDE, Xfce, LXDE などがある。

Windows XP ではデスクトップ環境として以下のような画面が出てくることが多い。


なお、Windows XP ではデスクトップ環境を Windows2000風に換えることも出来る
Ubuntu9.04 では






という感じで、デスクトップ環境に Gnome が使われている。

Xubuntu11.10 では







という感じで、デスクトップ環境に Xfce が使われている。


Lubuntu12.04 では



という感じで、デスクトップ環境 LXDE が使われている。


2. デスクトップ環境と Ubuntu, Xubuntu, Lubuntu

Linux系OSである Ubuntu, Xubuntu, Lubuntu の関係は
 Ubuntu はデスクトップ環境に Gmone を使用しており
 Ubuntu のデスクトップ環境を Xfce に換えたものが Xubuntu
 Ubuntu のデスクトップ環境を LXDE に換えたものが Lubuntu
となっている。また、
 Ubuntu のデスクトップ環境を KDE に換えた Kubuntu
というOSもある。(参考:2)

当時 LXDE は Ubuntu, Xubuntu で利用できるデスクトップ環境に過ぎなかった。LXDE を標準のデスクトップとしたインストール可能なOS、Lubuntu が発表されたのはバージョン10.04からである。その後バージョン11.10より正式な Ubuntu の派生OS(ディストゥリビュージョン)として認可された。(参考:3)

(参考:1) http://ja.wikipedia.org/wiki/デスクトップ環境
(参考:2) http://ja.wikipedia.org/wiki/Ubuntu
(参考:3) http://ja.wikipedia.org/wiki/Lubuntu

2012/08/22

Ubuntu その7  Xubuntu から Ubuntu へ

古いPCに Xubuntu8.04 をインストールしてそれなりに快適に使っていた。

それから半年位過ぎたころ、メモリーの価格が以前と比べて随分下がっていることに気がついた。そこでこのPCにのマザーボード)を調べてみるとメモリーは512BMまで対応しているではないか。今使用しているメモリーは256BMだから、あと256BM使用することが出来る。(これをメモリーの増設という。)

ネットでメモリーの値段を調べると,1000円以下だった!早速秋葉へ行って256BMのメモリーを買ってきた。メモリーを買うときにさらに500円払うと相性保証)が受けられたが,そもそも1000円弱のメモリーなのでそれを断った。

そしていざ増設してみると,見事に認識してくれてメモリー512BMと出ているではないか!使ってみるとやはり速い。全く違和感がないくらいだった。年が明けて Xubuntu8.10 がリリースされて2ヶ月近くなるので、8.04 から 8.10 にアップグレードした。

この頃から Ubuntu が気になり出した。Ubuntu のインストールに必要なメモリーの容量は少なくとも256MBということだった。(参照:1, 2)PCのメモリーが512BMあるなら Ubuntu をDesktop版を使ってインストール出来る。そこで Xubuntu9.04 がリリースされて少し経ってから Xubuntu をアップグレードせずに Ubuntu9.04 をインストールし直した。

使ってみると、Xubuntu8.10 に比べて Ubuntu9.04 はさすがに重かった。(反応が鈍いということ。)しかし、困るほどではなかった。そういうわけでこのまま Ubuntu を使っていくことにした。

(参照)
 1. Ubuntu 8.10 Relaease Notes
 2. Ubuntu 9.04 Relaease Notes

ここでPCについてのお話


1. マザーボードについて

以前コンピューターはほとんどがノイマン型コンピューターと呼ばれるもので,
 入力装置、演算装置、制御装置、記憶装置、出力装置
の5つの部分で構成されていると書いた。
現在のPCで
 入力装置にあたるのがマウス、キーボード 
 出力装置にあたるのがモニター
 記憶装置はメモリー
マザーボード(例)
演算装置と制御装置が一緒になったものがCPU    
である。
そして、マウス,キーボード,モニターが一つの製品として売られているように、メモリーやCPUもそれぞれ規格化されて部品として生産されている。しかし、実際のPCではさらにこれらのマウス、
キーボード、モニター、メモリー、CPUをつなげる役目をはたす部品が必要になる。これがマザーボードだ。 マザーボードも他のメモリーやCPUと同様に規格化されて一つの部品として生産されて売られている。



2. メモリーの相性問題 と相性保証

メモリーは様々なメーカーから販売されている。その中であるメーカーのメモリーをあるマザーボードに接続すると(差し込むと)、規格があってて不良品でもないのにそのメーカーのメモリーが機能しないことがある。これをメモリーの相性問題と言っている。かつてはよくある話だった。
 この相性問題はメモリーを買う側からすればリスクになる。そこで販売店はそのような場合に備えてある一定の金額を払うと相性問題が発生した時に差額を払うだけで別のメーカーのメモリーと交換できる制度を作った。これが相性保証である。相性保証は保険のように機能している。

2012/08/18

Ubuntu その6 Xubuntuの導入 1号機へインストール

Ubuntu その3 で書いたとおり、1号機にXubuntuをインストールすることにした。

1号機の性能(スペック)は以下の通り
    CPU  500MHz
    memory 256MB
    HDD     20GB

当時(2008年夏) Xubuntu の最新バージョンはこの8.04だったが、上記の性能のPCならインストールに問題はないはずだ

Xubuntu をCDからインストールするにはDesktop版とAlternate版があった。どちらの版を使ってもインストール自体はやることは同じ。
ただ、Desktop版を使ってインストールするには最低256MBの容量のメモリが必要だったが、キーボードの他にマウスが使えてPCを操作する感覚(グラフィックモード)でインストールできる。これに対し,Alternate版を使ってインストールするには192MBの容量のメモリで済んだが、キーボードしか使えない(テキストモード)。しかし、キーボードの操作の仕方は画面のしたの方に出てくるので初心者でも心配ない。


このPCに Xubuntu8.04 をDesktop版インストールCDからインストールすることにした。

ところがちょっとつまずいた。
この1号機のメモリー容量なら Desktop版でインストール出来るずだったが、なぜかうまくいかなかった。CDドライブにDesktop版のインストールCDを入れて電源を切って入れ直したら、 Xubuntu という文字が一瞬出て消えた後,黒い画面のまま変化がない。
何回やり直しても状況は変わらず。 インストールCDを作り直して挑戦しても黒い画面から先に進まない。
そこでAlternate版を使ったらうまくインストール出来た

使ってみると,ちょっと遅いかもしれないが,ストレスにはならなかった。それよりもメインで使っていたPCの調子がよくなかったので,1号機を使い続けられるメリットの方がずっと大きかった。
インストールでつまずいた原因はメモリーの容量が少ない上にCPUの周波数も低いことのようだった。 その後の経験からそう判断した。これについてもまたいつか書こうと思う。

Xubuntu インストールについての情報


Xubuntu のAlternate版によるインストールは Ubuntu Japanese Team のホームページのUbuntu Japanese Team Wiki 内にある”Alternate CDでインストールするには”に詳しく出ている。そこではPCに Xubuntu をインストールして,他のOSが無い状態にする場合について説明している。この説明にしたがってインストールすれば初めての人でもつまずくところはないと思う。

しかし、今まで Windows を使っていて,初めて Xubuntu をインストールしようかという人は Windows も使えるようにしておきたいだろう。 つまり、Xubuntu と Windows の両方が使える状態にしておきたいだろう。この場合については英語のホームページ Ubuntu Community Help Wikiの中の WindowsDualBoot に出ている。


 残念ながら日本語で上記の両方の場合について書いてあるのホームページは見つけられなかった。そこでいつか僕なりにまとめてこのブログに書いておきたいと思う。ただ、Xubuntu8.04 は既にサポート期間が終了しているので、最新版(2012年8月現在では12.04)を使って説明する予定です。

ここでちょっとOSとPCのお話


デュアルブート、マルチブート、シングルブート

1台のPCに2つ以上のOSがインストールされていて、PCを起動するときにそれらのOSの中からひとつのOSを選択して使えるシステムをマルチブートという。マルチブートのうち、インストールされているOSがちょうど2つのとき、このシステムをデュアルブートという。ちなみに1台のPCにちょうど1つのOSがインストールされているシステムをシングルブートとも言う。

2012/08/17

Lubuntu アップデートエラー このエラーは必要な追加ソフトウェアパッケージが見つからないかインストールされていないため発生したものです。そのうえ、同時にインストールできないソフトウェアパッケージの間で衝突が発生している可能性があります。(一応解決)

サブマシンのひとつにLubuntu12.04がインストールしてある。一昨日このLubuntu12.04をアップデートマネージャーからアップデートしようとしたらエラーが出て終了してしまった。以下その時の備忘録。(実行は自己責任で)

要約


端末より
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade

ここで保留になっているパッケージ が5つ
  evolution-common evolution-indicator evolution-plugins libnspr4 libnspr4-0d
あったので一つずつインストール

sudo apt-get install evolution-common
sudo apt-get autoremove
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
sudo apt-get install evolution-indicator
sudo apt-get autoremove
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade

ここで残りのパッケージもインストールされ、アップグレード終了(Lubuntu のアップデート終了)


詳細


アップデート中に以下のエラーメッセージが出てアップデートマネージャーがクラッシュしてしまった。

_____________________

 このエラーは必要な追加ソフトウェアパッケージが見つからないかインストールされていないため発生したものです。そのうえ、同時にインストールできないソフトウェアパッケージの間で衝突が発生している可能性があります。

以下のパッケージは依存関係を満たしていません:

libnspr4:
_____________________


そこで端末からアップデートをすることにした。

_____________________


tora@tora-desktop:~$ sudo apt-get update

…… 略 ……

tora@tora-desktop:~$ sudo apt-get upgrade
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています               
状態情報を読み取っています... 完了
以下のパッケージは保留されます:
  evolution-common evolution-indicator evolution-plugins libnspr4 libnspr4-0d
アップグレード: 0 個、新規インストール: 0 個、削除: 0 個、保留: 5 個。
tora@tora-desktop:~$

_____________________


となって終了してしまった。
そこでこれら保留されている5つのパッケージのうち、問題の libnspr4のインストールを試みた。
とすると、

_____________________

tora@tora-desktop:~$ sudo apt-get install libnspr4 
パッケージリストを読み込んでいます... 完了

…… 略 ……

以下のパッケージには満たせない依存関係があります:
 libnspr4 : 破壊: evolution-plugins (< 3.2.0-0ubuntu2) しかし、2.32.2-0ubuntu7 はインストールされようとしています
E: 問題を解決することができません。壊れた変更禁止パッケージがあります。
tora@tora-desktop:~$

_____________________


そこで同様に evolution-plugins のインストールを試みた。
 _____________________

tora@tora-desktop:~$ sudo apt-get install evolution-plugins

パッケージリストを読み込んでいます... 完了

…… 略 ……

以下のパッケージには満たせない依存関係があります:
 evolution-plugins : 依存: evolution (= 3.2.3-0ubuntu6) しかし、インストールされようとしていません
E: 問題を解決することができません。壊れた変更禁止パッケージがあります。
tora@tora-desktop:~$ 
_____________________



そしてまた evolution のインストールを試みた。

_____________________

tora@tora-desktop:~$ sudo apt-get install evolution
パッケージリストを読み込んでいます... 完了

…… 略 ……

以下のパッケージには満たせない依存関係があります:
 evolution : 依存: evolution-common (= 3.2.3-0ubuntu6) しかし、2.32.2-0ubuntu7 はインストールされようとしています
E: 問題を解決することができません。壊れた変更禁止パッケージがあります。
tora@tora-desktop:~$ 
_____________________


今度は evolution-common のインストールを試みた。
とすると、
_____________________

tora@tora-desktop:~$ sudo apt-get install evolution-common
パッケージリストを読み込んでいます... 完了

…… 略 ……

以下のパッケージはアップグレードされます:
  evolution-common
アップグレード: 1 個、新規インストール: 0 個、削除: 1 個、保留: 4 個。
1,813 kB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 7,680 kB のディスク容量が消費されます。
続行しますか [Y/n]? Y

…… 略 ……

evolution-common (3.2.3-0ubuntu6) を設定しています ...
tora@tora-desktop:~$
_____________________ 



これで evolution-common はインストール出来たようだ。
次に以下のコマンドで不要となったパッケージを削除してLubuntuをアップデート

_____________________

sudo apt-get autoremove        <---(不要となったパッケージの削除)

…… 略 ……

sudo apt-get update           <---(パッケージ情報のアップデート)    
…… 略 ……

sudo apt-get upgrade                                       <---(パッケージのアップグレード)
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています               
状態情報を読み取っています... 完了
以下のパッケージは保留されます:
  evolution-indicator evolution-plugins libnspr4 libnspr4-0d
アップグレード: 0 個、新規インストール: 0 個、削除: 0 個、保留: 4 個。
tora@tora-desktop:~$
_____________________ 


 まだアップグレードの保留が4つあるのでそれらを前の方からアップグレードする。

_____________________

tora@tora-desktop:~$ sudo apt-get install evolution-indicator
パッケージリストを読み込んでいます... 完了


…… 略 ……

tora@tora-desktop:~$ 

_____________________



再度不要となったパッケージを削除してLubuntuをアップデート

_____________________

sudo apt-get autoremove        

…… 略 ……

sudo apt-get update               
…… 略 ……

sudo apt-get upgrade                          

 …… 略 ……
以下のパッケージはアップグレードされます:

  evolution-plugins libnspr4 libnspr4-0d
アップグレード: 3 個、新規インストール: 0 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
367 kB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 382 kB のディスク容量が消費されます。
続行しますか [Y/n]? Y

…… 略 ……

tora@tora-desktop:~$ 
_____________________



これで残りの3つのパッケージもアップグレードされてLubuntuをアップデート無事終了。


(参考)
1. ask ubuntu:Why are some update not installable?
2. ubuntu forums:Package Installer Error


備考


アップグレードが保留になっていたパッケージをインストールする前に、まず、保留になっているパッケージをアンインストールしてから再度インストールするべきだったかもしれない。(参考 1 より)

しかし、このHPを見つけたのはインストール後だったので後の祭り。

2012/08/12

Ubuntu その5 Ubuntuを試してみよう。

前回 ”Ubuntu を使っているPCではプリンターなどの機器を接続するだけで使えてしまう場合があり,この場合は Windows より Ubuntu の方が簡単だ。”と、いうことを書いた。

具体的にどのメーカーのどんな製品なら使えるかを知るには日本語の場合はUbuntuTipsのハードウェアという項目か、Hardware,に出ている。英語ならHardwareSupport、ドイツ語ならHardware、にでている。


しかし、もっと安直な方法もある。自分のPCにUbuntuをインストールする前にLiveCDというものを使って試してみる事が出来る。LiveCDとは、OSをインストールしたCDのことだ。これならPCの中身をいじらずに試せる。LiveCDは簡単に作成して利用できる。

Ubuntu のLiveCDを作成したらCDドライブに入れて起動させる。起動したら”Unityを使うには”の”Unityの基本のインターフェイス”を参考にUbuntuを使ってみよう。

LiveCDの作成の仕方
 - Ubuntuをダウンドードしてくる。 (CDイメージと書いてある物)
 - CDに焼く
これで終わり。

LiveCDの利用の仕方は
 - PC付属のCDドライブ(またはDVDドライブ)にLiveCD入れる。
 - 一度電源(スイッチ)を切る。
 - それからまたPCの電源を入れる。
これでLiveCDにインストールされているOSが起動する。
もし、LiveCDが起動せずにPCにインストールされているCDが起動してしまう場合には、”Ubuntu その9”に対処方法を書いて置きましたので、参考にしてみてください。 

ここでインストールとダウンロードのお話。


インストールという言葉が出ていたけど,これはソフトウェアをPCで使えるようにすること。この言葉が出てくる時によく、 ダウンロードという言葉も耳にすると思う。ダウンドードとはあるホームページからインターネットを通してソフトウェアを手に入れること。したがって、あるソフトウェアを自分のPCで使うには
 1. そのソフトウェアをダウンロードしてからインストールする、または
 2. そのソフトウェアがあるCDやDVD、USBメモリーなどからコピーしてからインストールする
ことになる。

2012/08/07

Ubuntu その4 アップグレードとUbuntuのいいところ

PCを使っているとアップグレードとかバージョン、アップデートなどという言葉を聞いたことがあると思う。今日はこの話題について書いてみようと思う。


まず、アップグレード、バージョン、アップデートについて

Ubuntuその2でWindowsの種類とその関係について書いた。その中で、
 ”Windows XP は Winodws 2000 の後継で、…”
というくだりがあった。これを例に説明すると,Windows 2000 から後継の Windows XP へかえることをアップグレードといい、Windows の後についている2000とかXPのことをバージョンと呼んでいる。つまりあるOSから後継のOSへかえることをアップグレード、OSの名前の後ろについている記号や数字をバージョンと呼んでいる。
一般的にはアップグレードとはあるソフトウェアを拡張してそれまでにない機能を追加することである。この新しいバージョンを世に出すことをリリースという。
アップグレードと似た言葉でアップデートという言葉がある。これはあるソフトウェアに不具合の修正、機能の向上,安全性の向上などの目的で変更を加えることをいう。(参考:Update


Ubuntuのアップグレード、バージョンについて

Ubuntuでは一部の例外を除き,半年に一度のアップグレードが行われている。最初のバージョンは2004年10月にリリースされ,その後毎年4月と10月に新しいバージョンをリリースしている。そして、リリースされる年号の下2桁とリリースされる月がバージョン名になっている。
つまり、Ubuntuの最初のバージョンは 4.10 で、その後 5.04, 5.10, と続き,最新バージョンは 12.04LTS である。 尚,バージョンに”LTS”という記号がついている物がある。これは long term support のことで他のバージョンよりサポート期間が長い。


Ubuntu を使おうかと考えている人にこれからPCを使おうかという人はほとんどいない。多くの人が既にWindows を使っていて,何かの理由でUbuntuを使おうかと考えていると思う。その時にWindowsで使えていた物が,Ubuntuで使えないとなると,導入の障害になる。しかし、半年に1度新しいバージョンがリリースされるとなると、今のバージョンでは使えない物でも次のバージョンでは使えるようになる期待が出来る。
僕がUbuntuを使い始めたころはWindowsで使えていた物がUbuntuでは簡単に使えないことが珍しくなかった。時には全く使えなかった。それが今では簡単につかえな場合がずっと減っているが、それだけではない。前にも述べたが,接続するだけで使えてしまうことがある。新しいバージョンがでる度に接続するだけで使えてしまう場合が明らかに増えた。この場合はUbuntuの方がWindowsより簡単だ。


2012/08/03

Ubuntu その3 Xubuntuの導入 それは経済的な理由から2

前回は1号機をサブマシンとして使用していた。
 - これにはOSに Windows 2000 と Vine Linux を導入してあった。
 - メインのノートブックPCの調子が悪くなったので1号機を使う機会が増えた。
 - ちょうどその頃 Ubuntu が台頭してきた。
 - Linux系である Ubuntu や Vine Linux は無償で手に入る。
ということについて書いた。

4,5年使用したのPCの調子が悪くなったら新しいPCに買い換える人が多いだろう。しかし当時の僕にPCを買い換える余裕はなかったし、修理する費用さえなかった。ならば1号機にもう少し働いてもらうしかなかった。
ところがご存知のとおり,Windows 2000 は2010年7月でサポート期間が終了してしまうので、一時的にしか使えない。(サポート期間とは不具合の修正機能の追加が行われる期間)Windows 2000 から Windows XP にかえると僕の1号機では性能が充分でない。


 ここでちょっとPCの性能のお話。
PCの性能を示す数値はたくさんある。その中でまず見るのがCPUの周波数とメモリーの容量だ。
そのわけはコンピューターの構成を見ると分かる。
現在のほとんどのコンピューターはノイマン型コンピューターと呼ばれるもので
  入力装置、演算装置、制御装置、記憶装置、出力装置
の5つの部分から構成されている。

このうち演算装置と制御装置が一体となった部品が中央演算装置CPU)だ。記憶装置を部品にした物がメモリーだ。(正確には記憶装置の一部もCPUに含まれる。)したがってCPUの周波数の高さと、メモリーの容量はコンピューターの性能を表す大切な数値といえる。

 ここでちょっと単位のお話。
CPUの周波数の単位は Hz(ヘルツ)、メモリーの容量の単位はB(バイト)で表す。
現在はCPUは高性能化しており,周波数は1GHz以上、メモリーは512MB、または1GB以上ある場合がほとんどだ。
Gギガ)とは10億、1Mメガ)とは100万を、1Kキロ)とは1000を表している。これを式で書くと
1G=1000,000,000     …(1)
1M=1000,000           …(2)
1K=1000                  …(3)
 となる。これは
1G=1000M    (2)より
1M=1000K    (3)より
1K=1000
ともかける。
1GHzのCPUは1Hzの10億倍、つまり周波数が10億Hzということ。かなりの高周波だ。
1GBのメモリーは512MBのメモリーの2倍の容量があることになる。


ちなみに僕の1号機のスペックはCPUが500MHz、メモリーが256MBだった。これは Windows XP を利用する場合に推奨するPCの性能(CPU 300MHz、メモリー 128MB)は満たしている。(参考:http://support.microsoft.com/kb/282012/ja)しかし、アンチウィルスソフト(インターネットに接続した時に外部から自分のPCを保護するためソフトウェア)を導入すると、メモリーが上記の通り256MBあってもかなり遅い。実際にはメモリーが512MBはほしい。

つまり、当時の僕には1号機を満足に使うのに、
  Windows 2000 の利用はサポート期間が2010年7で終了するために一時的
  Windows 2000 から Windows XP に換えて、なおかつメモリーを増やす金銭的余裕はない
という状況だった。


このことから、無料で手に入る Linux系のOS切り換えることにした。
候補は Vine Linux, Xubuntu, Ubuntu の3つ。それぞれの特徴は
 -  Vine Linux はメモリー256MBで十分で日本語に強いが、利用者が減少していた。
 -  Xubuntu は定期的に最新版がでており、使用できるソフトウェアが多く,利用者が増えて
       いるが、メモリーが256MBで十分かは未確認。
 -  Ubuntu は Xubuntu と同様だが, Xubuntu より消費するメモリーが多い。

そこで、まず Xubuntu が256MBのメモリーで十分かをテストしてから決定することにした。
実際に Windows 2000 のかわりに Xubuntu を導入してみると、使用感は Vine Linux と変わりなかった。これにより, Xubuntu を使っていくことにした。



Ubuntu その2 Xubuntuの導入 それは経済的な理由から

僕が Windows 以外のOSを使うようになったのは8年くらい前のことだった。当時僕はデスクトップPCを1台持っていて,OSは Windows 2000 を使っていた。このPCを1号機を呼ぼう。

その後必要に迫られてノートブックPCを買った。このPCのOSは Windows XP だった。そして買ってまもなくするとこちらをメインで使うようになっていた。

Windows XP を使うようになってしばらくしたころ,友人から Vine Linux という日本語の環境が整っているOSがあると聞いた。そこで1号機に Vine Linuxも使えるように導入してみた。結構使いやすかったし、 Windows 2000をあまり使わなくなってきていたので、しばらくそのまま併用して使っていた。

しかし、2008年頃からメインで使っていたノートブックPCの調子が悪くなり,1号機を使う機会が増えていった。このころUbuntu というOSがにわかに脚光を浴びてきていた。 僕は Ubuntu から派生したOS、 Xubuntu に興味を持った。

ここでちょっとPCのお話


Windows について

Windows にはいくつか種類があって Windows2000 や WindowsXP もそのひとつ。そしてWindowsXP は Windows2000 の後継で、その後 Windows Vista, Windows 7と続いていく。この秋には Windows 7 の後継としてこの秋には Windows 8がでる予定。ちなみに Windows 2000 は Windows NT の後継。まとめると
  Windows NT → Windows 2000 → Windows XP → Windows Vista →
  Windows 7 → Windows 8
となる。これらをまとめてWindows系と呼ぼう。

Ubuntu や Vine Linux について

Ubuntu や Xubuntu, Vine Linux は商業用として開発されたOSではないので無償で利用できる。この他にも CentOS, Knoppix, Fedora などのOSが無償で利用できる。これらのOSは Linux(正確には Linux distribution)と呼ばれており,他にもまだたくさんある。Linuxには無償で使用出来るOSが多い。これに対して有料である LinuxのOSもある。Red Hat, Suse などがその代表格である。

つづく

2012/08/01

Ubuntu その1 UbuntuはOSの一つ

昨日はUbuntuについて書いたけど,そもそもUbuntuってなんだろう。

簡単に言うと,それはWindowsやMacみたいなもの。PCを使う人はそれで書類を作成したり、 Internetに接続してYouTubeを見たりすると思う。
そんな時は

 1. まずPCのスイッチを入れる。
 2. そしてしばらくするとそのPCが使えるようになる。
 3. 使えるようになったら画面に現れている矢印を移動させてPCで書類を作成したり,Internet
に接続してYouTubeを見たりするための項目を選択
 4. PCで書類を作成したり,Internetに接続してYouTubeを見たりする

という流れでPCを操作していく。
この 2. と 3. でお世話になるのがWindowsやMacというわけ。Ubuntuもこれらと同じような働きをする。


ここでちょっとPCのお話


PCとはスグレモノで,1台で様々な事が出来る。例を挙げると書類の作成、Internetに接続、ゲームをする,音楽を聞く、ビデオを見る等々…。時には同じPCでもある人のPCでは出きることが,別の人のPCでは出来ないことだってある。

これを可能にしているのがソフトウェア。ソフトウェアとはコンピューターを目的に合わせて使うために、コンピューターが理解出来るように書かれた文章の集まりのこと。

ソフトウェアに対して,コンピューター本体や、キーボード,マウス、モニターなどの電子機器をハードウェアと呼んでいる。

PCの中には書類作成とかビデオ鑑賞とか何かをするために専用の装置があるわけではない。書類作成のためのソフトウェアを使うことによってワープロとして機能したり,ビデオ鑑賞のためのソフトウェアを使うことによってビデオプレーヤーとして機能するようになっている。この様に、何かをコンピューターにやらせる時に使うソフトウェアのことをアプリケーション(略してアプリ)と呼んでいる。

 UbuntuもWindowsやMacもソフトウェアの一つだ。しかし,これらはコンピューターを使うためのソフトウェアだ。つまり、OS(オペレーティング・システム)とはコンピューターを操作するシステムとして機能するソフトウェアのことだ。コンピューターを操作する(operate)システム(system)だからOS(operating system)という名前がついている。


ここでUbuntuの話に戻そう。
Ubuntu(Windows, MacOSX)とはPCを操作するためのソフトウェアのことだ。 じゃなんでUbuntuを使うの?何もそんなもの使わなくてもWindows,やMacOSXがあるでしょ。次回からはその話についていきます。

Ubuntuってご存知ですか?

昨日と今日はアルコールを飲んでいない。2日続けてアルコールを飲まないのは何年ぶりだろうか。
他にどのくらい経ったか分からない事といえば、いつからWindowsのかわりにUbuntuをメインで使うようになったのだろうか。
 これ結構優れもの。今使っているプリンターやWebカメラはUSBポートに差し込んだだけで使えている。無線LANアダプターもそうだった。
 Ubuntuでは接続しただけで使えるようになる機器が毎年増えている。この事はこれからUbuntuを使おうという人には大きな魅力だ。
これから何回かに分けてUbuntuの魅力や注意点について書いてみたいと思う。